tokotoko nikki

もやもやが溜まってきた時に書く

職場と雇用と請負とゆとり

働く場所

職場の存在意義は大きく変わる。テクノロジーはどこにいても働くことが出来る環境づくりをどんどん押し進めるだろう。

これまでは、職場が無い。という状況はまずなかったと思う。
でも、これからはそうではない。どこにいてもできる仕事もあるし、全てをインターネット上に置いてしまえば、極端な話、職場なんて無くても成り立ちそうだ。

企業は社会保険雇用保険等では事業所の登録が必要ではあるが、これらの制度は今後どのように変わっていくのか?職場がない会社はどうすればいいのか?

今後、企業は職場の存在意義を明確に意識していくことになると思う。

 

雇用と請負の境目

シェアリングエコノミーのサービスが増えいる。「何か」を提供できる人と、その「何か」を欲しいと思っている人を結びつけるプラットフォーム、「車の運転」でサービスを提供するUberでは運転手との間で裁判が行われたようだ。シェアリングサービスが増えていく中で、今後もこういった問題は多発していくことは間違いないと思う。

newspicks.com

「個人に裁量を与えて、自由に働いてもらう。ただし、成果はきちんと出してもらう。」ベンチャー企業の求人記事などで、よく目にする。

雇用契約での働き方と業務委託契約での働き方が近づいているようだ。これは、仕事の内容がこれまでのような工場的な仕事から、企画力等の創造性が必要な仕事に変わり、働く時間を単純にお金に換算できなくなっているからだと思う。

雇用契約で働く人にとっては、保険料も払ってもらえて、時間を管理されずに、働く事が出来るという、夢のような仕事のようにも思えるが、その実態は一体どうなっているのだろうか?

そもそも、仕事のほとんどがロボットやAIに代替されていく中で、働く必要があるのか?という疑問も持ってしまう。働くのが好きな人が聞いたら、「働く楽しさを知らないなんて、もったいない!」と言うかもしれないが、それを価値観の押し付けだと感じる人だっていると思う。

ゆとりですが何か?というドラマが人気だったようで、

www.ntv.co.jp

ゆとり第一世代と言われる年齢の3人がそれぞれ悩みながら生きている様子をクドカン脚本で明るく描いている。

ゆとり世代より上の世代の人はこのドラマを見て、「あー!うちの職場にもいる!笑」なんて言いながら楽しんでいるのかもしれない。ゆとり世代ど真ん中として、なんで笑われるのかが納得できない僕はやっぱりゆとり世代だと思う。

たかだか数十歳年齢が違うだけなのに、そんなにも根本的な価値観が違ってしまうというのは、この20年の社会の変化が激しさを物語っているように感じる。