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もやもやが溜まってきた時に書く

バランス取るのが難しい

昨年の7月に転職してからしばらくは、時間に余裕が出来たと喜んでいた。

暇に任せて色んな事に手や足を突っ込んでいった結果、
現在では日々流れ込んでくる大量の情報を処理しきれず、
容量オーバーを迎えてしまっている。(仕事以外で)

SNSで流れてくる情報に一喜一憂して落ち着かず、気になってはまたスマホに向かっしまう。

結局は目の前のことを一つ一つ進めていくしかないのだが、
ネットを通して想像する世界が、まるで自分自身の少し先の未来にもつながっているように思えて、居たたまれない気持ちで目の前のことに集中できない。

優先順位をつけようにも、つけられなくなってしまったのは、
余りにも不確定なことが多すぎて、これだ!という確信を持続的に持ち続けることが出来なくなってしまったからなのではないかと思っている。

ずっと、走りながら考えればいいと思っているタイプなので、それはそれでいいのだけれど、手や足を突っ込んだあらゆることが中途半端な状態になってしまっているのがなんとももどかしい。そして、資金面での課題にもぶつかっている。それぞれを少しずつでも前に進めたいと思っている今日この頃である。

 

バランスとるのが難しい。

 

書いていて思った。バランスを取るのは相当難しい気がする。
思考を止めると忙しさに流されて、思考しようとすると大量の情報に埋もれる。

自分の中に明確な軸を持ち、それを信じ続けることを課題にしている人が多いのかなぁというのも、最近人と話す中で感じている。

2017/8/24

「未来型国家」

エストニアは1991年に独立した25歳の国だ。

デジタルネイティブの国として、行政手続きの99%以上が電子申請で行うことが出来ると言われている。最近ではe-residentの発行や仮想通貨を発行すると発表するなど、大きな話題となっている。

人口は130万人の国で京都市より少ないくらい。だが、世界中の優秀な人々に住民票を発行し、仮想通貨での取引を進めることで、インターネット上で大国を作ろうとしているのかもしれない。

 

日本政府もマイナンバーと共に、電子申請の取り組みを進めようとする動きがある。

「年末調整、ネットで完結 住宅ローン減税など20年度めど 」(http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS15H0U_Q7A810C1MM8000/

平成27年度の行政手続きのオンライン利用率は47.3%と約半数の手続がオンライン化されているが、社会保険、労働保険の分野では8.9%とまだ10%にも満たない状況だ。

電子証明書を取得してみたらビックリするほどカンタンだったので共有します」(https://mag.smarthr.jp

株式会社SmartHRさんが運営されるメディアで電子申請に関する記事があった。

画像も多用されすごく分かりやす解説されている。

これなら簡単だ!すぐ出来ると思うが、電子申請をするには電子証明書の発行が必要となり、この発行手数料なかなか馬鹿にならないのだ。

証明書の金額

証明期間

 3か月

 6か月

 9か月

 12か月

 15か月

 18か月

 21か月

 24か月

発行手数料

 2,500円

 4,300円

 6,100円

 7,900円

 9,700円

 11,500円

 13,300円

 15,100円

 電子申請にて行える手続き(https://www.e-gov.go.jp/help/shinsei/collectively/list.html

手続の多い会社であれば、得になるかもしれないが、手続が半年に1回や2回の中小企業では導入のメリットは無いようだ。別に無理に電子申請に移行する必要は無いかもしれないけれど。

と、中小企業の総務は思った。

一年の最後の日

(何年か前に書いていた日記)

今年は色々な人と出会った一年であったな~としみじみと振り返っている。

昨年末は物流倉庫の中で荷物の仕分けをしていた。
業者から、クリスマスのプレゼントや冷凍のおせちが次々に運ばれて来ては、住所ごとに分けられていく。赤、青、緑、黄色。色とりどりのヘルメットをした人々がせっせと動き回り、重い荷物を運び回っていた。僕は派遣なので青色だ。

同じく青色のヘルメットをした人に、母の介護をしながら、複数の仕事を掛け持ちし、休むこと無く真面目に働く人がいた。同じチームの彼女は、いつもお金が無いと言いと不安な表情で、それでも時折楽しげに次の仕事を探していた。

年の前半は、大都会東京で30人が一緒に暮らせる大型のシェアハウスに居た。
はっきり言って狭い空間でお互いに距離を図りながらの共同生活を送っていた。

モデルを目指して上京した人、新入社員、旅人、お酒が好きな人。テラスハウスに憧れていた人。役者志望の人。格安シェアハウスの中でそれぞれが理想を追いかけて生きている。

東京では、アクティブな大人達との出会いもあった。仕切りがすごく上手い人や、料理が得意な人。皆、何か自分の武器を持って戦っているようだと思った。
地方が予選だとすれば、決勝ラウンドのような、ギラギラした人が多かった。

 

ある企業ではエリートたちが集まって、未来について話し合っていた。3ヶ月で30人くらいの社員が増え、日々発生する問題に頭を悩ましながら、駆け引きをしながら、色々なことを試しながら、失敗を失敗とも感じさせることなく、ひたすら前向きに進んでいくという意識を持っていた。

 

 年の後半は関西に戻ってきた。

すごくゆるい。なんでこんなに居心地がいいのだろうかと思う会社。
こんなんでいいのだろうかと思うくらいに環境が一変した。

それでも、社員はそれぞれが自立していて、時には相手を気遣って、
時には議論を起こしながらも、内と外のバランス感覚の良さのようなものを感じる。
良い大人が持つ熟年の味。まさにそんな感じの会社だと思った。

年末年始の時期はいつも自分がつまらない人間のように感じる。こんなんで年を越してもいいのか。このまま今年を終わらしてもいいのか。

それでも、今年は色んな場所に行って、たくさんの人に出会った。
人に会えば会うほど、理解したくなってくる。なぜそんな考えになったのか?

そんなことを考えるのがすごく楽しい時間。ではない。
知れば知るほど、モヤモヤが溜まっていく。モヤモヤが解消されることは永遠にないと思うのだ。

 

来年は、そんなモヤモヤとの距離の取り方を学ぶ一年にしようと思った。

 

ビジョンへの共感とアクションには、労働条件とは別の対価が必要。

「急な退職を恐れ、残業代未払い請求に備えながら、

出来る限り低い人件費率で事業を運営する。」

そういった状況で経営をしている人も少なくないのではないかと思う。

 

リスクに備えて労働法ギリギリの所を攻めることの何が問題なのか?

 

労働法は労働者が事業主より弱い立場にあるという前提の元で最低基準が定められている。
つまり、使用者が労働法の最低基準を頼り、自らの正当性を確保することは、
事業主と労働者の立場の違いをより鮮明なものとする行為でもあるのだ。


そういった状況では、事業主が社員に対して、賃金の対価として、理念への共感を求め、ビジョンに向けて自ら率先して行動するように求めることは、それ自体が矛盾する行為であると思う。

 

会社で学んだこと②
ビジョンへの共感とアクションを求めるなら、労働条件とは別の価値を示さなければならない。

マイナスな感情表現は良い結果を生まない

上司「私の言ってることわかってる?怒」

部下「すみません」

上司「わかってるなら、なんでできないの!怒」

部下「申し訳ありません」

 

 

傍から見ていると上司の言っていることは正しい。

けれど、怒られている方はどこか納得がいかない表情であったり、ひどく落ち込んでしまったりしてしまっている。

そして、同じ失敗を何度も何度も繰り返す。

 

部下には部下の正論があり、上司には上司の正論がある。

 

それを理解しない上司は、自分が正しいという前提を崩すことなく、状況が大きく変わっていたとしても、自らのやり方を貫くのである。

 

それを理解しない部下は、上司が本当に意図していたことを読み取ることが出来ず、表面的な対応をとってしまう。そして、陰で毒ずくのである。

 

上手くいかない原因の一つ目は怒ることだと思う。

上司に、それも突然激怒されたら、部下は謝る以外に何もできない。状況が理解できないからだ。ちょっとでも反論しようものなら、火に油を注いでしまうことになる。

 

 

信頼関係が築けていない状態でのマイナスな感情表現は、
何一つ良い結果を生まない

 

 

 

 

「ゆるく考えよう」を読んで。

「頑張る」という言葉が嫌い。

というか、頑張ることが目的化されてしまっているように感じるのが嫌だ。

目的があって、それを達成するのであれば、出来るだけ頑張らない方法を探した方が良いに決まってると思う。

ちきりんさんの「ゆるく考えよう」という本の一番初めに、目標は低い方が良いと書かれていた。たしかに、会社では目標は高い方が良い。であったり、常に成長しなければならないという事が正しいとされているように思うが、果たして何のために高い目標を設定するのか?会社からすれば、単純に売り上げが増えるからだとは思うが、働く側からすると、それは幻想かもしれない。

 

改めて、じっくり考えてみると、実は自分は高い目標を求めていないことに気づく。

書籍には、身の丈を知って、過大で過分な夢を見ないことが楽しく生きる知恵だとも書かれていた。

 

 「戦う人生」「受け入れる人生」

ちきりんさん曰く、運命には「戦う」と「受け入れる」という二つの人生があるそうで、どちらが良い悪いという訳ではなく、どちらを選択するか?ということだそうだ。

 なるほど。

その時々で今は戦うのか?、受け入れるのか?を選択すること。そして、そのために、ゆるく、しっかりと考える。という事が大切なんだと思った。

 

 

割増計算 

法定労働時間を超える労働には残業代が支給される

労働基準法では1日8時間、週40時間という法定労働時間が決められています。

この時間を超えると割増賃金を払わなければなりません。また、法定休日1週間に1日、週で4日の法定休日に労働させた場合も割増賃金を支払わなくてはなりません。

・時間外労働の割増率  25%以上

休日労働の割増率   35%以上

そして、午後10時から午前5時までの労働についても割増賃金25%以上を支払わなければなりません。この25%は時間外、休日労働に加算され、

・時間外労働が深夜に行われた場合は、50%以上

休日労働で深夜勤務であれば、60%以上

支払われなければなりません。

 

あれ、この時間の割増賃金が支払われていない?

そう思った人は就業規則等を確認してみましょう。

変形労働時間制・みなし労働時間制

労働時間の弾力化し、業務の繁閑期でのムラを無くす仕組みがあります。

それが変形労働時間制で、特定の期間の法定労働時間の総枠を計算し、

その枠内であれば、1日8時間、1週間40時間以上働かせても時間外割増賃金は発生しません。※深夜、休日割増賃金は発生します。

労働時間の把握が困難とされる業務や遂行方法が労働者の裁量にゆだねられている業務の場合にあらかじめ労働したとみなす制度があります。この場合の時間外の算定は、「通常必要とされる時間労働したものとみなされた時間」が所定労働時間を超える部分について支払われます。